石田衣良の小説

作家 石田衣良の作品は本当にどれも面白いです。
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LAST(ラスト)

■LAST (ラスト) (講談社文庫)


・LAST RIDE
・LAST JOB
・LAST CALL
・LAST HOME
・LAST DRAW
・LAST SHOOT
・LAST BATTLE


結構ヘビーな、ダークな、又はほとんどホラーといったような作品も収められていて、現代社会の暗い部分や、又はそれに押し潰されそうになっている大人たちの葛藤が綴られています。
これまでの石田衣良作品とのギャップに、驚いてしまったのは決して私だけではないはずです!
作者あとがきより「いつだって読者の予想を裏切るのは楽しいものだ。」


あらすじ


・LAST RIDE
家業の製本会社を自営する福本修二は、高利貸しの執拗な返済の催促に頭を悩ませていた。
ある日、全ての債権を買い取った「ローンズ・ナイトー」に呼び出され、妻と娘を売るか、自殺し生命保険で返済するか24時間以内に決断するよう言い渡される。
修二が逃げないよう見張りにつけられた老人・鈴木と一緒に一日過ごすうちにわかったことは、鈴木も修二と同じ境遇にあったということだった。


・LAST JOB
夫の勤める会社の大胆なリストラ策により収入が極端に減ってしまい、借金を借金で返済するという悪循環が続く生活を送っていた主婦・真弓の携帯に、不倫サイトの宣伝メールが届く。
次の返済日が迫っていた真弓は、サイトの男性会員にメールを送り、援助してもらうことになったが、待ち合わせ場所で会ったのは、車椅子に乗った青年だった。


・LAST CALL
営業マンの上条和之は夕方会社に帰社するまでの暇つぶしに、閉店間際のテレフォンクラブに立ち寄る。
そこに電話をかけてきたメグミという女性と和之は、これまでメグミがテレクラを通じて知り合った男性達との性遍歴について話しこむが、会話が進むうちメグミが3人の男を殺害した殺人犯だという事が判り、和之は恐怖する。


・LAST HOME
かどのある性格上仕事が長続きしない渋井聡は、膨らんだ借金により家賃も払えるメドだ立たなくなり、家を出て上野公園に向かう。
ホームレスの仲間に入れてもらうことになった聡は、早速早朝から山手線各駅のゴミ箱から雑誌を拾う仕事の手伝いをすることになる。


・LAST DRAW
出村秀行が借金返済のため紹介された仕事は、中国人窃盗団の所有する預金通帳を持って銀行に行き、本人になりすまし預金を引き出す「出し子」だった。
順調に仕事をこなし借金を減らしていく秀行だったが、最後の仕事として渡された通帳からの引き出し額があまりの高額だったため身の危険を感じ、窃盗団を欺くため一芝居打つことを決意する。


・LAST SHOOT
フリーのカメラマン岸本和利は、心臓外科医の奈良原に同行しベトナムに向かっていた。
幼児性愛者である奈良原から、現地で買春した幼児との行為を録画するよう依頼されたためだった。
吐き気を催しながらも撮影をこなす和利だったが、最後の撮影の日に奈良原に買われ部屋にやってきたのは5歳の少年だった。


・LAST BATTLE
多額の借金を抱える都築敦夫は、日中は看板もち、夜は「二宝興業」の組事務所の給湯室での寝泊りという生活を余儀なくされていた。
ある日、二宝興業が敵対していた「アロー企画」との手打ちとして、双方1人ずつ出し合ってロシアンルーレットを行うことが決まる。
生き残れば1千万の報酬という条件で、二宝興業の代表として敦夫が指名される。

<4TEENフォーティーン | 1ポンドの悲しみ>

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