石田衣良の小説

作家 石田衣良の作品は本当にどれも面白いです。
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眠れぬ真珠

■眠れぬ真珠 (新潮文庫)



四十五歳の女性が、十七歳年下の青年と恋に落ちる・・・
興味本位な性描写の連続を予想した小生が愚かでした。
「年を重ねる」という事実に関しては、どちらかといえば男性より女性の方が敏感なのではないでしょうか。
老いという岐路にある女性の繊細な心情を、男性作家の石田衣良がここまで描き切ることがどうして可能なのか・・・。
島清恋愛文学賞の選考委員をうならせたことも納得の作品です。



あらすじ


逗子に住む四十五歳の銅版画家・内田咲世子は、ある日行きつけの喫茶店「リキッド・カフェ」で更年期障害の症状に見舞われ気を失ってしまうが、それを介抱したのはリキッド・カフェの新しい店員・徳永素樹だった。
その後もリキッド・カフェに通ううち、素樹の素性は才能ある映画監督の卵であり、以前撮影予定だった映画の金銭トラブルにより、一時逗子に逃げてきていることがわかる。
素樹に銅版画家のドキュメンタリーを撮らせてほしいと頼まれ了承した咲世子は、画商の三宅卓治という恋人がいながらも、十七歳年下の素樹への募る想いを禁じえなかった。
一方の素樹も、いつかは映画の世界に帰らなければならないといった苦悩を抱えながらも、咲世子を求める自分を止められずにいた。

<空は、今日も、青いか? | 下北サンデーズ>

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