石田衣良の小説

作家 石田衣良の作品は本当にどれも面白いです。
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Gボーイズ冬戦争−IWGP

■Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク (文春文庫)


・要町テレフォンマン
・詐欺師のヴィーナス
・バーン・ダウン・ザ・ハウス
・Gボーイズ冬戦争



普段は非常〜に口数の少ない池袋ギャングの王様タカシが、今回は珍しくも饒舌だったように感じました。
やはりタカシとて一人の人間、追い詰められた状況で気弱になっていたのでしょうか。
だってマコトと2回もがっちり握手をかわすなど普段のタカシからは想像もできないことですから。
タカシがGボーイズのトラブルにマコトを巻き込みたくないと言ったときのマコトのセリフより
「なめるな、タカシ。それ以上言うとお前でもなぐるぞ」
「おまえはおれをなんだと思っている。安全なときだけ一緒に遊び、なにか危険があれば手も貸さなくなる。そんな男だと思っていたのか。・・・・・・・」


あらすじ


・要町テレフォンマン
振り込め詐欺のサークル集団で働くヨウジは、以前から会社を辞めたいと思っていたが、足抜けすると言ったが最後口封じのため自分の身がただではすまないことがわかっていたため、辞めるに辞められずマコトに手助けを依頼する。
その会社のケツモチを調べるためGボーイズをぶつけた結果、社長の浅川が口に出したのは羽沢組系氷高組だった。


・詐欺師のヴィーナス
キャッチの絵画販売に引っかかり、50万円の絵を3枚も買わされたキヨヒコがマコトのもと訪れる。
詐欺にやられたことの相談かと思いきや、キヨヒコは恋人のように言い寄ってくるキャッチの女性・エリーの気持ちを知りたいのだという。
ウンザリするマコトだったが、一度その販売手法を確かめるため自分自身が客となりエリーに近づく。


・バーン・ダウン・ザ・ハウス
マコトは池袋の街で、自宅に放火し鑑別所から帰ってきた少年ユウキに出会う。
ユウキが帰ってくると同時に池袋では連続放火事件が発生しており、マコトはユウキの両親から気が気でないという相談を受ける。
みかじめを取る店を放火されている暴力団からも依頼を受けたマコトは、ユウキとともに犯人探しを開始する。


・Gボーイズ冬戦争
Gボーイズのナンバー2、ヒロトの直系の2つのグループが謎の黒い目出し帽をかぶった集団に襲撃される。
自分のチームだけが狙われることに疑問を抱いていたヒロトは、3つめの直系グループが襲われたことを受け、タカシが自分を潰そうとしていることを確信し、Gボーイズのキング・タカシに宣戦布告する。
一方では中国系の飲食店が襲われ、襲撃手口が黒い目出し帽集団と違うことから、業界で「影」と呼ばれる凄腕の殺し屋が池袋に入っているとの噂が流れていた。
マコトはサルから、一連の襲撃事件の裏で糸を引くのが池袋進出を狙う北関東の組織であることを知らされる。

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