石田衣良の小説

作家 石田衣良の作品は本当にどれも面白いです。
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少年計数機−池袋ウェストゲートパーク

■少年計数機―池袋ウエストゲートパーク (文春文庫)


・妖精の庭
・少年計数機
・銀十字
・水のなかの目



池袋続編供やはり面白い。
登場人物一人一人がいい味を出しているのが石田ファンにはたまりません。中でもファミレスに一日20時間陣取り、携帯5台、パソコン2台を並べて仕事しているハッカー「ゼロワン」が、不気味でいて頼もしい存在感を醸し出しています。
また、喜代治と鉄、二人の老人がひったくり犯に対してとった行動に、色々考えさせられるものがあります。
実際老人自身も文中で「わしらのやったことが正しいかどうか誰にもわからん」といっています。
対人間だからこそ、算数のように確実な答えというものがないのかな、などと思ったりしました。


あらすじ


・妖精の庭
ネットののぞき部屋サイト(女の子の部屋にカメラを据え付け24時間放映しているだけのもの)のスカウトマンで、マコトの元同級生・現在オナベのショウ(本名サチコ)は、サイトのナンバーワン・アスミがストーカーに悩まされていることを知り、マコトにストーカー排除を依頼する。
ストーカー「キャリバン」に二度とアスミに近づかないよう警告したマコトはこれで一件落着かと思っていたが、逆にキャリバンの怒りに火をつけてしまった。


・少年計数機
マコトは池袋西口公園で学習障害を持つ少年・ヒロキに出会う。
ヒロキが多田開発の組長とテレビタレントのシャロン吉村の子であることを知った後、シャロン吉村の連れ子であり、ヒロキの兄でもあるエリトがヒロキを誘拐してしまう。
北東京一のハッカー・ゼロワンとGボーイズのキング・タカシの力を借りながらマコトはエリトを追い詰める。


・銀十字
二人の老人・喜代治と鉄がマコトの果物屋を訪ねてくる。
用件は老人ホームのアイドル・まち子が多発する路上ひったくりに遭い手を骨折してしまったため、その犯人探しを依頼したいということだった。
手がかりは犯人のつけていたブレスレット。運良くそのシルバーアクセサリーのデザイナーがマコトの執筆するコラムの読者だったため、協力してもらえることになる。


・水のなかの目
マコトは自身のコラムに出稿するため、3年前に豊島区で起きた女子高生監禁事件について調べていた。
時同じく「大人のパーティ」と称される非合法風俗店ばかりを狙う強盗「パーティ潰し」が多発し、マコトとタカシは羽沢組・豊島開発・聖玉社の3つの組から犯人探しを依頼される。
監禁事件の被害者アキコの弟・アツシに事件について色々話を聞いていたマコトは、アツシの友達で事件の実行犯・アキラを初めとする4人組がパーティ潰しと同一犯であることを確信する。
しかし真実は予想もつかないところにあった。

<池袋ウェストゲートパーク | 骨音−IWGP >

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