石田衣良の小説

作家 石田衣良の作品は本当にどれも面白いです。
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ブル−タワー

■ブルータワー (徳間文庫)



傑作!! 次々と主人公にふりかかる危機的状況、ハリウッド映画を彷彿とさせるような展開、これは本当に理屈抜きで楽しめるSF娯楽小説といって差し支えないでしょう。
また、主人公が現在と未来を行き来する中で物語が進行していくといった設定も、非常に興味深いものになっています。
しかし・・・ IWGPシリーズのように社会を切り取ってアレンジしたような作品や、やさしい文体がもっぱらの専門分野だと思っていたところにこの小説・・・・
この人、なんでも書けるんだな・・・と痛感させられた逸品です。


あらすじ


脳腫瘍を患っている瀬野周二が頭痛に襲われ気を失い、目を覚ました時にいたところは、200年後の未来の世界だった。
そこは、東中国と西中国の戦争に端を発する東西大戦で、生物兵器として開発された致死率88%のインフルエンザウィルス「黄魔」が散布されたため滅びてしまった、荒廃しきった世界だった。
そこでは滅菌状態にある超高層タワーが存在し、上層部に居住する者ほど身分が高く、タワーにすら入れない者はレジスタンスを組織しテロを起こすといった差別社会が形成されていた。
200年後の未来での周二の人格は、どうやら自分の子孫であるセノ・シューなる人物に周二の意識が乗り移ったもので、塔の最上部の住人であり、塔の政治を行う「30人委員会」の一員であった。
一方、レジスタンスの間では「嘘つき王子」なる人物が現れこの荒廃した世界を救うという言い伝えがあり、セノ・シューがその人物であることを徐々に確信していく。

<約束 | アキハバラ@DEEP>

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「ブルータワー」石田衣良 NY9.11テロから着想を得たこの作品。 現代のホワイトタワーに住む瀬野周司は、 悪性脳腫瘍末期患者。 未来のブルータワー(青の塔)に住むセノ・シューは、 特権階級の三十人委員会(青の塔自治会)メンバー。 未来のこの世界は、黄
M's BOOKcaSe | 2009/12/08 5:07 PM
 

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